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シチズン時計は、普及型ムーブメント「MIYOTA」とスイスの名門ムーブメントメーカー「ラ・ジュー・ペレ」の二つのブランドを武器に、世界の高級時計市場への本格参入を進めている。
ラ・ジュー・ペレはスイス・ジュラ地方に本拠を置く高級時計向けムーブメントの老舗で、2000年代にシチズンの傘下に入った。長年培われた精密加工技術と伝統が評価されている。
シチズンは日本の製造業の強みである大量生産技術と、ラ・ジュー・ペレのスイス流の手仕事による高級仕上げを融合。両国の職人技が一つのムーブメントに結実しつつある。
こうした取り組みに目を付けたのが、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンだ。同グループはラ・ジュー・ペレへの少数出資を行い、自社ブランド向けムーブメントの調達先としても期待を寄せる。
腕時計完成品では強みを持つシチズンだが、ムーブメント市場でも高級セグメントで存在感を発揮できるか。ラ・ジュー・ペレを核とした戦略の成否が注目される。