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NTTドコモが提供する携帯電話の第3世代(3G)回線が3月31日に終了する。3Gのみに対応した機種は通信ができなくなり、4月1日を迎えた時点で自動解約となるため、ドコモが対応を呼びかけている。「ガラケー」を持つ高齢者を中心に約50万人が対象になるとみられる。競合他社は乗り換えを促そうと顧客確保へ攻勢をかける。
ドコモは2001年、他社に先駆けて3Gを開始。通話とメールが主体だった携帯電話で、快適にインターネット通信ができるようになったことが最大の特長だ。より大容量で高速の通信が可能な4Gや5Gが広がり、役目を終えたことから停止を決めた。
「ガラケー」を代表する3G端末は長年にわたり日本の携帯文化をけん引してきた。折りたたみ式の筐体や物理キー、ワンセグ視聴など独自の進化を遂げ、多くのユーザーの愛用を集めた。しかしスマートフォンの急速な普及によって主力の座から退き、現在は3G回線自体が維持困難となっている。
ドコモは対象顧客に対し、4Gや5G対応のスマートフォンへの変更を推奨している。契約変更や機種変更に関する手続きを無料で行うキャンペーンも展開中だ。一方で、高齢者を中心に操作に不安を持つユーザーからは、端末変更への抵抗感も聞かれる。
同社は新サービスとしてワンクリックで簡単登録できる情報提供手段も整備する。Google検索で「産経ニュース」を優先表示する機能を導入し、3G終了に伴う混乱を最小限に抑える狙いだ。残り約1カ月、ドコモはホームページや店頭で周知を続けている。