
IDECファクトリーソリューションズは、6月11日(木)から13日(土)までAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催される「ロボットテクノロジージャパン2026(RTJ2026)」に出展することを発表した。同社のブースは展示ホールF-06に設けられる。
同社は中国の先進的ロボットメーカーROKAEの国内正規販売代理店として、人手不足に直面する中小企業の現場向けに「即戦力パッケージ」を実演展示する計画だ。
採用難や人件費の高騰、ベテラン技術者の引退といった製造現場の課題が深刻化する中、同社が提案するパッケージ製品には三つの特長がある。第一に、ロボット専任者を不要とし複雑なシステム構築を省略できる点。第二に、ROKAEの高いコストパフォーマンスにより投資リスクを抑え中小企業でも導入しやすい価格帯を実現した点。第三に、IDECファクトリーソリューションズの安全技術を活用し最新安全規格に準拠した「柵なし」運用を可能にした点である。
一つ目の特長は、納入後すぐに運用を開始できる「届いてすぐ動く」設計だ。複雑なSI(システムインテグレーション)を省き、短期間での立ち上げを実現する。
二つ目の特長は、ROKAEのコスト競争力を生かした価格設定により、中小企業でも手の届く投資リスクの最小化を図っていることだ。
三つ目の特長として、同社の安全技術によって柵を設置せずにロボットを運用できる点を挙げる。最新の安全規格に適合し、作業スペースの有効活用と導入コストの低減を両立させている。
省スペースで移動・設置が容易な協働ロボットパッケージも展示される。箱のサイズを入力するだけで利用を開始できる簡単設定を備え、多品種対応と段取り替えの「見える化」を実演。人力による疲労や品質のばらつきを排除し、安定生産と省人化を実現する。
工作機械へのワークセット・取り出し作業の自動化に最適なパッケージも紹介する。IP67の高い環境耐性を持ち、過酷な産業用途にも対応。手作業に近い高精度な挿入動作により、柔軟なシステム構成を可能にする。
溶接工程における人材不足を解決する製品は、正式ローンチに先駆けて先行公開される。指一本で操作できるダイレクトティーチング機能と独自アルゴリズムによる高い軌跡精度が、熟練職人が行っていた繊細な溶接作業を正確に再現する。
最大可搬重量35kg、リーチ2246mmを誇る協働ロボット「CR35-35/2.2C」も実演される。独自の振動抑制技術と全軸トルクセンサにより、従来の協働ロボットでは難しかった重量物のハンドリングを柵なしで安全に行う。
ブース内には「ROIシミュレーター」を設置し、パレタイジングパッケージ導入時の投資対効果を来場者ごとに個別算出するサービスを提供する。来場者の現場の人件費や課題に応じた具体的なリターンをその場で確認できる。