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松本洋平文部科学相は19日の閣議後記者会見で、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)主催者側が、今後の大会運営において「日本の考えを念頭に置きたい」との意向を示したと明らかにした。3月に行われた今大会が地上波で中継されず、国民の視聴機会確保に向けた配慮を日本側が要請していたことに対する正式な回答という。
松本氏はこの回答を受け「見る機会の確保の重要性が理解されたと認識している」とコメント。同様の懸念が五輪中継にも及ぶとして、書簡を送っていた国際オリンピック委員会(IOC)からも「広範な視聴者に届けることがIOCの責務であり、強く賛同する」との返答があったと説明した。
近年、動画配信事業者によるスポーツ中継の独占が進む中、政府は視聴環境の変化への対応を急いでいる。こうした状況を受け、スポーツ庁と総務省は合同で有識者会議を設置し、20日に第1回会合を開くことを決めた。
同会議では、国民が関心の高いスポーツイベントを幅広く視聴できるよう保障する「ユニバーサルアクセス権」の導入の可否が主要議題となる。国内の放送制度や権利契約の在り方についても議論が行われる見通しだ。
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