t>

チームみらいは18日、東京都内で結党後初の党大会を開催し、来春の統一地方選に向けた2026年活動計画を決定した。同計画では、候補者擁立を限定的な人数にとどめる方針を明記。2月の衆院選で11議席を獲得した勢いを背景に、議席数の最大化を追求せず、まずは組織の足場固めを重視する姿勢を示した。党是である「デジタル民主主義」の実現も改めて掲げた。
安野貴博党首は党大会で「ミッション達成のために全部はできない。しないことを決めながら最速で進む」と述べ、選挙戦略の現実路線を強調。活動計画では、過去の新興政党がガバナンス(組織統治)の問題で失速した事例を多数分析し、「急速な規模拡大のみを追わない」との基本方針を打ち出した。
同党は2025年5月に結成され、直後の参院選比例代表で人工知能(AI)エンジニアである安野氏が当選し、国政政党の地位を得た。現在は衆参両院で計12人の所属議員を擁する。
安野氏は「小規模でも確実に機能する組織を目指す」とし、候補者擁立の限定は中央集権的な拡大路線ではなく、地域単位での丁寧な活動を優先する意図を示した。党幹部は「統一選では政策の浸透と組織の再現性を重視する」と補足した。
みらいは今後、統一選での当選者数よりも、当選後の政策実現力や党内外との連携強化に注力する方針。デジタルツールを活用した党員参加型の意思決定プロセスも段階的に導入する計画で、従来型の政党とは一線を画す運営を模索していく。