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長年カーオーディオを楽しんできた中澤さんは、次期スピーカーにモレルを選択。福井県のマリノサウンドで、音と取り付けの両面にこだわったシステムアップを実施した。
ファミリーカーとして活躍するホンダ『ジェイド』のオーディオを、段階的にグレードアップしてきた中澤さん。以前は別ブランドのスピーカーを使用していたが、より好みに合うサウンドを求めて新たなフロントスピーカーの導入を計画した。
「次期スピーカーとしていくつか試聴し、候補を数モデルに絞り込みました。その中で最終的に選んだブランドがモレルです。モレルの取扱店をWebで検索して見つけたのが、福井県のマリノサウンドでした」
購入前にはモレルユーザーが集まるSNSにも参加。情報交換をしながらモデル選びのアドバイスを受け、新しいフロントスピーカーとしてモレルの3ウェイセパレートモデル「イレイトカーボンPRO 63A」を選んだ。
ツイーターとミッドレンジはAピラーを大きく加工してインストール。ミッドバスはドアの純正位置をスマートに加工し、アウターバッフル化した。サウンドだけでなく見た目の美しさにもこだわった、完成度の高いインストールとなっている。
「今回の音作りで望んでいたのは、女性ボーカルを柔らかく再生しながら音にしっかりと厚みを持たせることです。そのイメージが見事に再現され、心地よいサウンドに仕上がりました」
フロントスピーカーの駆動に用いたのは、DSPアンプのリゾルト「X8-DSP」。8チャンネルパワーアンプを内蔵し、高精度なデジタル信号処理とフロント3ウェイスピーカーの駆動を1台で担っている。
取り付け場所には助手席下のデッドスペースを活用した。X8-DSPはコンパクトなボディを採用しているため、大がかりな加工を施すことなくシンプルに収められている。
一方、サブウーファーを駆動するパワーアンプにはARCオーディオの「ナイトホーク」を採用。運転席下にインストールし、D級で800Wのパワフルな出力によって2基のサブウーファーを力強くドライブする。
「ベースラインもきっちりと表現できるようになり、低域から高域まで好みのサウンドに仕上がったと思います」
音源再生に用いるDAPはFiiOの「M17」。コクピットに専用ホルダーを設置することで視認性と操作性を高め、日常のドライブでも積極的に活用している。
「現在のサウンドには満足しています。今後はリアスピーカーを追加し、空間表現をさらに高めたいと考えています。フロントに合わせて、リアにもモレルを導入する予定です」
フロントスピーカーをインストールした後、さらなるシステムアップとして追加したのがサブウーファーだ。フロントスピーカーとブランドを統一し、モレル「ウルティモ」の8インチユニットを2基採用。ラゲッジスペースにインストールした。
中澤さんがサブウーファーのシステムでこだわったポイントは2つある。
1つ目は、低音の表現力を高めるために左右それぞれのサブウーファーを独立して駆動すること。そのため8インチユニットを2基使った構成とし、音源に含まれる低域の広がりや定位感を引き出した。
2つ目は、ファミリーカーとしての使い勝手を損なわないスペース効率の高いインストールだ。
「どうしてもサードシートは残したかったんです。そこでラゲッジフロア下にあるサードシートの収納スペースを使い、エンクロージャーを収めてもらうようオーダーしました」
完成したラゲッジを見ると、サードシートの収納スペースを最大限に活用してエンクロージャーがぴったりと収められている。床面はフラットに仕上げられ、インストールの美しさと荷室の実用性も確保した。
ただし、サブウーファーを2基搭載するとエンクロージャーやアンプに一定のスペースが必要となり、車両重量や消費電力も増える。今回は床下収納を活用し、適切なアンプと組み合わせることで、実用性への影響を抑えながら豊かな低音再生を実現した。
中澤さんがマリノサウンドを訪れた当初の目的は、スピーカー交換に向けた相談だった。まずは既存システムのサウンド調整を依頼したところ、音質が大きく向上。その変化を体感したことで、ショップの調整技術とインストールに対する信頼が深まったという。
その後はフロントスピーカーの交換をはじめ、DSPアンプやパワーアンプ、サブウーファーの追加を実施。モレルを中心としたシステムによって、柔らかな女性ボーカルと厚みのある低音を両立した好みのサウンドを手に入れた。
ファミリーカーとしての使い勝手を維持しながら、音質と取り付けのクオリティを高い次元で両立した中澤さんのジェイド。すでに次のシステムアップも計画しており、そのサウンドは今後もさらなる進化を遂げていく予定だ。