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キオクシアホールディングスやソフトバンクグループといった大型株の株価上昇が目立つ今、注目しておきたい中小型株はどこか。配当金収入が年800万円を超える「増配割安株投資家」のRicky氏が厳選した銘柄の中から、農薬大手の北興化学工業が浮上している。
北興化学は農薬事業が主力だが、半導体製造に不可欠なフォトレジスト原料でも存在感を高めている。半導体市場の拡大に伴い、同社のフォトレジスト関連製品の需要が急増し、収益を押し上げている。
株価は2024年の上昇後も予想PERが15倍前後と、業界平均の20倍超に比べて割安な水準にある。また、配当はここ10年で約5倍に増加し、利回りは3%を超える。同社の増配姿勢は、安定したキャッシュフローを背景に継続が期待される。
同社の2024年3月期の営業利益は前年比30%増と好調で、フォトレジスト原料の出荷拡大が寄与した。負債比率は業界平均を下回り、財務体質も堅固。Ricky氏は「将来の成長余地を考えると、現在の株価は割安感が強い」と評価する。
2025年以降も半導体需要の回復が見込まれる中、北興化学のフォトレジスト原料事業はさらに伸びる可能性がある。同社は研究開発投資を強化しており、新規顧客開拓や生産能力増強が今後の株価上昇を後押しするだろう。大型株に埋もれがちな中小型株だが、割安で増配の魅力ある銘柄として注目に値する。