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6月23日、日産自動車の株主総会が株主の怒号と異例の議決で緊迫感に包まれた。メインバンク出身の重鎮取締役が否決された背景には、仏ルノーによる「みずほ外し」の動きが密かに進行していたという。
ルノーは長年、日産の経営に深く関与してきたメインバンクのみずほフィナンシャルグループの影響力を排除する戦略を進めてきた。みずほ出身の取締役が議決で否決されたのは、このルノーの意向が強く働いた結果とみられる。
この動きにより、日産の取締役会における勢力図が大きく変化。従来「影の支配者」とみなされてきたみずほの影響力が後退し、ルノーの主導権が一層強まることになった。
社外取締役の構成が変わる中、日産の経営の行方には不透明感が漂う。ルノーとのアライアンスの今後の方向性や、独立した経営判断ができるかどうかが焦点となりそうだ。