
電動モビリティサービスを手がけるグリーンSMは、インドの首都ニューデリーにおいて、高級電動リムジンサービス「グリーンSMリモ」の正式な提供開始を発表した。同サービスは、ベトナムの自動車メーカー・ビンファストが製造する電気自動車(EV)を活用し、環境に配慮した移動手段を提供するものである。
今回のインド進出により、同社はベトナム、ラオス、インドネシア、フィリピンに続く5カ国目の海外市場を獲得したことになる。グリーンSMはアジア地域での事業拡大を加速させており、今回のサービス開始はその戦略の一環として位置づけられる。
開始式典はニューデリーで開催され、ハリヤーナー州政府の産業・商業、環境・森林・野生動物、外国協力、軍人福祉担当大臣を務めるシュリー・ラオ・ナルビル・シン氏や、大気質管理委員会の副委員長であるヴィリンダー・シャルマ博士が出席した。さらにインド政府機関、在インドベトナム大使館の関係者、さらに自動車、運輸、エネルギー、金融、技術、インフラ、サービス分野の戦略的パートナー企業の代表者らも列席し、盛大に行われた。
グリーンSMは、ベトナムのコングロマリットであるビングループ傘下のビンファストが設立したモビリティ企業であり、持続可能な交通ソリューションの提供に注力している。同社はすでに東南アジア複数国で電動タクシーやバスなどを運行しており、今回の「グリーンSMリモ」は富裕層やビジネス客をターゲットとした高級路線として位置づけている。
インド政府は深刻化する大気汚染問題への対策としてEV導入を推進しており、グリーンSMのサービスはこうした政策とも合致する。同社は今後、ニューデリーを皮切りにインド国内の主要都市へサービスを拡大し、環境負荷の低減と移動の質の向上を両立させることを目指すとしている。