
ウクライナの首都キーウで24日未明、ロシア軍のミサイルとドローン(無人機)による大規模攻撃があった。キーウのクリチコ市長は同日、住宅などへの爆撃で子供2人を含む56人が負傷し、うち2人が死亡したと発表した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は23日夜、ロシアが新型中距離弾道ミサイル「オレシニク」による攻撃を計画しているとの情報があると明らかにしていた。24日の攻撃でオレシニクの使用は確認されていない。
ロシア政府は、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東部ルハンスク州の学生寮をウクライナが攻撃し、学生21人が死亡したと主張。プーチン露大統領が報復攻撃を示唆していた。ウクライナ側は、標的は軍事関連施設だったとしている。
ウクライナ侵略から4年が経過した。国外に避難した約2000人の避難民は、言葉の壁やキャリアを生かせない状況で、生活の安定にはほど遠い。
今回の攻撃は、避難民たちにさらなる不安をもたらしている。キーウ市内では被害の全容が明らかになるにつれ、市民の間で緊張が高まっている。