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改正皇室典範が17日の参院本会議で賛成多数で可決、成立した。昭和22年5月3日の施行以来初めての実質的な本則改正であり、この歴史的な法案の国会審議で答弁に立ったのが木原稔官房長官だった。その毅然とした姿には、かつて彼を深く信頼していた安倍晋三元首相の面影が重なる。
今月5日、都内で開かれた「安倍晋三回顧展」を訪れた木原氏は、令和3年の自民党総裁選における秘話を明かした。立候補した高市早苗首相への支援を安倍氏から直接依頼されたことに触れ、「最初にきっかけをつくってくれたのが安倍氏だった」と感慨深げに振り返った。
安倍氏は第2次政権で木原氏を首相補佐官に起用した。その際、周囲に対して「彼はこれからの保守のエースだ。頼むぞ」と漏らしたという。当時、木原氏は茂木敏充外相(当時)率いる派閥に身を置いていたが、その政治思想や国家観において、安倍氏と強く響き合うものがあった。
安倍氏は、昨年政界を引退した衛藤晟一元参院議員の後継として、日本会議をはじめとする保守系団体との「思想的結節点(窓口役)」を木原氏に託そうと考えていたという。
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