t>

天下人となる兄を支えた弟の豊臣秀長にスポットライトをあてた、NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」。豊臣秀長は豊臣政権内で秀吉と家臣たちとの橋渡し役を務め、対外的にも有力大名と渡り合った。その働きぶりから「理想のナンバー2」と評されるが、一体どんな人物だったのか。
連載「秀吉を天下人にした男、豊臣秀長の実像」の第21回では、織田信長の重臣で秀吉と対立を深めた柴田勝家について、『戦国最高のNo.2 豊臣秀長の人生と絆』の著者・真山知幸氏が解説する。
秀吉はかつて柴田勝家から「柴」の字をもらい羽柴と名乗った経緯がある。しかし後に両者は対立し、秀吉が職場を放棄する事件が発生。信長を激怒させたこの行動の背景には、柴田勝家とのケンカ説が浮上している。
秀吉と勝家の確執は、秀長にとっても頭の痛い問題だった。兄と勝家の間を取り持つ役割を期待された秀長は、調整役として奮闘する。その手腕が後に評価されることになる。
真山氏は、秀長がいなければ秀吉の天下統一はなかったと指摘する。ナンバー2としての秀長の存在が、豊臣政権の安定に不可欠だったという。今後の大河ドラマでも、その活躍が描かれることだろう。