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昭和22年の施行以来、実質的に初めてとなる皇室典範改正案の今国会での着実な成立を求め、保守系地方議員でつくる「地方議員有志の会」(会長・松田良昭神奈川県議)は15日、森英介衆院議長と関口昌一参院議長に要望書を提出した。地方議会で相次いで採択された意見書を踏まえ、古来例外なく維持されてきた男系継承に基づく安定的な皇位継承を確保するための法整備を進めるよう求めた。
要望書では、昨年の第4回定例会(11月議会)以降、男系継承を維持する法整備を求める意見書が全国35の府県議会で採択されていることに言及し、立法府に対し地方議会の意思を考慮するよう要請した。
改正案の「付帯決議」については、立法府として容認した制度設計の枠組みを逸脱しない内容とするよう要望している。改正案の付則に盛り込まれた「30年ごとに見直しを行う」との規定についても、「制度の安定性を損なう方向で運用されることのないよう、限定的かつ明確な文言」を要望した。
面会後、栃木県議の金子武蔵氏は取材に対し「男系男子である日本の伝統文化をしっかり守っていく」と強調した。
前橋市議の新井美加氏は、自民党の中曽根弘文憲法改正実現本部長の皇位継承に関する発言を巡る報道について、「中曽根氏は敬宮愛子さまに天皇になってほしくないと言っているのではない。男子男系の重みを一貫して説いており、日本の皇統を最も考えている代議士だ。発言は切り取られている。心を痛めている」と述べた。
中曽根氏は6月28日に行った講演で、天皇、皇后両陛下の長女、敬宮愛子さまの皇位継承について「あり得ない」と発言。独身の敬宮さまが天皇に即位した場合には「結婚する人もいない」と述べていた。
発言が批判を浴びた後、中曽根氏は記者団に「これだけ世間で注目されると、ご結婚は一般の結婚のようにはなかなかいかない。個人的な心配を述べた。もちろん愛子さまの幸せな人生を願っている」と真意を説明している。有志の会は衆参両議長への要望に合わせて、自民党の山谷えり子参院議員と意見交換を行った。(奥原慎平)