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ホンダが人の手指に特化したロボットを開発した。
人の手は関節が多く複雑で細かな動きが求められるが、針に糸を通せるほどの精密さと、5キロの重さを指先で持ち上げられる力強さの両立を実現した。
ものづくりの現場で稼働する産業用として2030年代初めの事業化を目指す。
かつて一世を風靡した人型ロボット「ASIMO(アシモ)」に続き、新たなロボットで独創性やチャレンジ精神といった「ホンダらしさ」を再び追求する。
直径1.6ミリの小さなねじを親指と人さし指でつまみ、回転させながらねじ穴に差し込んでいく―。開発したロボット「多指ハンド」について、本田技術研究所の吉池孝英エグゼクティブチーフエンジニアは「細かな動きでも圧倒的なスムーズさを実現した」と成果を強調した。