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7日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、指標となる米国産標準油種(WTI)の8月渡しが上昇し、一時1バレル=72ドル台後半を付けた。これは6月下旬以来、約2週間ぶりの高値水準である。
上昇の背景には、米国によるイランへの石油制裁復活がある。米政府はイラン産原油の販売などを一時的に認めてきた制裁緩和措置を取り消すと発表し、市場に警戒感が広がった。
さらに、米中央軍が空爆を表明したことも中東からの供給懸念を強めた。地政学的リスクの高まりが投機的な買いを誘い、相場を押し上げた。
市場では、6月に米国とイランの間で締結された覚書が崩壊しかねないとの懸念も高まっている。これにより、イラン情勢の緊迫化が長期化するとの見方が広がった。
終値は前日比1.89ドル高の1バレル=70.44ドルだった。専門家は需給バランスの不透明感が続くと指摘している。