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イラン情勢を巡り揺れる米国で、トランプ大統領が未確認飛行物体(UFO)や未確認異常現象(UAP)などに関する政府文書の公開を近日中に行うと表明したことが注目を集めている。世論調査では米国人の半数以上が宇宙人やUFOの存在を信じているとされ、米国での関心は高い。もっとも今回の発言は、ただこの種の話が好きな人たちのウケを狙うだけのものではない。背景には「前任者批判」と「安全保障」という2つの文脈が潜む。
「先日私はUFOやUAPに関連する文書の公開を指示した。このプロセスは順調に進み、非常に興味深い文書が多数発見された。近く公開できるだろう」
トランプ氏は17日、西部アリゾナ州で開かれた若者主体の支持者向けの集会で演説し、こう語りかけた。
なぜトランプ氏はUFOに関する話題を持ち出したのか。事の始まりは今年2月にさかのぼる。
「宇宙人は実在する。私は見たことがないが」。2月14日、米ポッドキャスト番組のインタビューでのオバマ元大統領の発言が、インターネット上で大きな反響を巻き起こした。反響の理由は、米国では程度の差こそあれ、半数以上の市民が宇宙人を信じているとされるためだ。