
香川県は12日、知事選と県議選での電子投票を可能にする条例案を6月県議会に提出する方針を明らかにした。可決されれば8月13日告示、30日投開票の知事選で、善通寺市に限り電子投票が可能となる。
電子投票法は県レベルの選挙で電子投票を実施するには、市町村と県の両方で条例が必要と定める。3月に善通寺市が条例を成立させており、県でも同様の条例を制定する方針を決めた。
県によると、国内の電子投票は平成14年の岡山県新見市長選と市議選で初めて導入された。しかし、インターネットに接続した専用端末を使っていた平成15年の岐阜県可児市議選でサーバーに問題が発生し、一時投票ができなくなった。
最高裁判所は平成17年、可児市議選を無効とする判断を示した。この判決により電子投票の導入は停滞を余儀なくされた。
総務省は令和2年、一般的なタブレット端末などを使って投票できるようシステム条件を見直した。その後、電子投票の機運が再び高まり、令和6年の大阪府四條畷市長選と市議補選で導入された。