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国内販売ナンバーワンを誇るホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」が、2026年7月にマイナーチェンジ。より迫力あるフェイスデザインや人気オプションの標準化など、さまざまな改良を加えた新型。その狙いに迫ります。
最大の変更点はフロントマスクの刷新だ。従来の上品で洗練された印象から、グリルを大型化しエッジを効かせたワイドな造形へ。ホンダのデザイン責任者は「オーナーからはもっと存在感を求める声が強かった」と語り、競争が激化する軽スーパーハイト市場で再び「オラオラ感」を前面に打ち出す戦略を鮮明にした。
人気オプションだった電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドが全グレードに標準装備された。さらに衝突軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールの制御も改良。奥行きを広げた荷室や新たな内装色も追加され、実用面と上質感の両立を狙う。
2025年度の軽自動車販売台数でダントツの首位を走るN-BOXだが、競合のスズキ・スペーシアやダイハツ・タントが相次ぎ改良を実施。王者としての地位を守るためには、単なるマイナーチェンジ以上の差別化が不可欠だった。ホンダは「より強い個性でファンを離さない」と強調する。
発売は2026年7月上旬の予定。価格は据え置きか小幅な値上げにとどまる見通しで、基本グレードは170万円台から。新型N-BOXは、王者の決断が市場でどのように評価されるか、今後の軽自動車市場の行方を左右する注目のモデルとなりそうだ。