
セブン-イレブン・ジャパンは23日、全国の店舗において商品発注システムに障害が発生したと発表した。同日早朝から翌24日分の発注が困難な状況となり、最大で約800店舗に影響が及んだという。23日の午後2時時点ですでに復旧しているが、一部店舗では商品の品揃えに影響が出る見込みだ。
障害の原因は、システムメンテナンスの作業過程で生じたエラーによるものとされている。この不具合により、一部の加盟店で翌日の販売分を確保するための正確なデータ送信が妨げられた。同社は事態を重く受け止め、迅速な復旧作業と影響の最小化に努めたと説明している。
同社によると、影響を受けた店舗数は国内全店舗の約3.6%に相当する規模である。2026年3月末時点での国内店舗数は約2万2000店に達しており、その一部とはいえ物流網への影響は避けられない。特に24日の店頭では、特定のカテゴリーで欠品や品薄が発生する可能性がある。
これに対し、本部は店舗での追加発注といった代替手段を講じることで対応を進めている。また、顧客への影響が大きいおにぎりやサンドイッチ、パンなどの主力商品については、本部が直接納品を行う体制を整えた。これにより、生活必需品の供給を可能な限り維持する方針だ。
小売業界において、発注システムの安定稼働はサプライチェーンの要となっている。今回のトラブルはメンテナンス中のミスが原因であり、今後の再発防止策が注目される。消費者の利便性を支えるインフラとしての責任を果たすべく、システムの堅牢性向上が求められている。
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