
28歳の誕生日を迎えた向井地美音(28)が30日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行った。開演前から号泣する場面も見られ、13年にわたるAKB48人生の集大成として多くのファンが見守った。2013年に第15期生として加入して以来、グループの中核メンバーとして活躍し、3代目グループ総監督を務めた功労者だ。
加入から約13年のキャリアは輝かしいものだった。2014年リリースの38thシングル「希望的リフレイン」で初の選抜入りを果たし、2016年リリースの4thシングル「翼はいらない」では表題曲の初センターに抜擢された。若手時代から実力を認められ、グループの顔として成長を遂げた。
2019年には3代目AKB48グループ総監督に就任。就任直後から新型コロナウイルス感染症のパンデミックに見舞われるという未曾有の困難に直面したが、無観客配信ライブや新たなファン交流企画を推進し、グループの存続と活性化に尽力。歴代最長となる総監督在任期間を記録した。
卒業公演では、AKB48の楽曲を次々と披露しながら、ファンへの感謝とグループへの愛情を語った。「開演前から涙が止まらなかった」と振り返る向井地美音に対し、会場からは温かい拍手が送られた。コロナ禍で制限の多い時期にあっても、リーダーシップを発揮し続けた姿勢が多くのメンバーや関係者から称賛されている。
公演後、向井地美音は「13年間、ファンの皆さまに支えられてここまで来られました。これからもAKB48を応援し続けてください」とメッセージを残した。今後は俳優業など幅広い分野での活躍が期待されており、AKB48卒業後もその歩みは続いていく。