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理工系分野のジェンダーギャップ解消へ:奨学金と企業連携が女子中高生を後押し

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Haruki Sato
科学 - 30 5月 2026

山田進太郎D&I財団(東京都港区)は女子の理系選択を後押しするための返済不要の奨学金「STEM(科学、技術、工学、数学)女子奨学助成金」の今期奨学生の募集とSTEM分野のツアー型体験プログラム「Girls Meet STEM」の夏のツアー第1弾の参加者の募集を開始した。締め切りはそれぞれ、9月30日正午、6月23日。

21日にはCARTA HOLDINGS(カルタホールディングス)(東京都港区)内で、財団による日本のSTEM分野の男女差の説明や、これまでの取り組みの成果を報告する「Girls Meet STEM Summit2026」が開催され、100以上の企業・大学・自治体が集まり、情報交換や交流を図った。

同財団の常務理事COOの石倉秀明氏によると、2022年にOECDが行った学力調査では、日本の女子の15歳時点での科学と数学の学力は諸外国と比べてトップレベルで高く、男女差もほとんどなかったという。

だが、能力とは裏腹に、大学の理工系学部・学科に入学した女子の比率は22・4%(2025年度)とOECD加盟国の平均値より極めて低い。

石倉氏は「理系の女性の母数を増やすことが重要」だといい、財団は「まず文理選択のタイミングで理系を選ぶ女性を増やすことを目標に活動している」と説明した。

財団が実施した調査では、Girls Meet STEMの参加後、「理系を選択しようと思った」と答えた人は、参加前の約1・6倍に増えたという。石倉氏は、「ロールモデルと接触することで、『理系に進んだ人が特別な天才たちではない』と気付き、自信を持ってもらいたい」と語った。

財団設立者兼代表理事の山田進太郎氏は「1人1人の女子生徒の皆さんが『こんな未来があるんじゃない』かという可能性に出会って、自分の選択肢に前向きな気持ち持ってもらう機会を届けたい」と話した。

石倉氏との対談セッションに登壇した、元ゴールドマン・サックス証券副会長で日本の女性活躍推進政策に大きな影響を与えてきたキャシー松井氏は「女性活躍推進は、国の成長戦略そのもの」と話し、自身が実施したリサーチの結果、「管理職の女性の割合が高ければ高いほど、収益性や売上成長が高かった」と説明した。

大和証券は3月に品川女子学院(東京都品川区)と共同で、女子中高生が考えたライフイベントを取り入れた金融経済教育のカードゲーム「みんなのマネプラ!®わたしのミライプランニング編」を制作するなど、金融経済教育に力を入れている。人事担当者は「デリバティブ、リスクマネジメント、データ分析などの分野での女性比率を上げたい」と話した。

医療・介護用品などの製造・販売をしているパラマウントベッド(東京都江東区)では、女性社員を中心としたプロジェクト「Tsubaki Project」を立ち上げた。事業開発の担当者によると「ユーザーである看護師や介護士は女性が多いため、女性の観点が必要」という背景がある。プロジェクトを通して女性社員同士の交流が増えるため、若手社員が身近なロールモデルに触れることにも一役買っているという。

輸送機器の製造などを行っているマーレジャパン(東京都豊島区)では、エンジニア職は女性が2割しかいないという。そこで2025年、マイノリティーが働きやすい職場づくりの一環としてD&I推進室を設立し、JobRainbow主催の「D&I AWARD 2025 個人賞」を受賞した。人事担当者は「女性比率を増やし、女性が自分の意見を言いやすい環境をつくっていきたい」と話した。

同日開催された、Girls Meet STEMのデモツアーでは、十文字高等学校(東京都豊島区)の1年の生徒17人が参加し、デジタルマーケティングなどをおこなっているCARTA HOLDINGSの女性エンジニアらと交流した。働き方や学生時代に興味があったことなどのトークが展開された。十文字高等学校の綾部香副校長は、「理系の仕事の社会人とざっくばらんに話すことで、生徒が将来をイメージしやすくなれば」と話した。

財団は、Girls Meet STEMを全国へ広め、より多くの学生がロールモデルに接触できる機会を増やしていくことを目指すという。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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