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前市長の失職に伴う茨城県石岡市長選は21日、投開票される。産経新聞の取材では、無所属前職の谷島洋司氏(63)に対する5月の不信任決議に賛成した市議の支援先は、元県議の戸井田和之氏(61)、医療法人役員の幕内幹男氏(68)の無所属新人2人にほぼ二分されている。
不信任決議案の採決は、市議22人のうち7人が退席して行われ、参加した15人は全員が賛成した。
取材によると、賛成者15人のうち7人は戸井田氏、別の7人は幕内氏の応援に入っており、議会の約3分の2を占める「反谷島派」の一本化が進んでいない状況が浮かんだ。残る1人は態度が判明していない。
一方、退席者7人のうち4人は谷島氏の支援に回り、1人は戸井田氏を応援している。市長選は、失職した谷島氏による出直しの是非が最大の争点で、長引く市政混乱の打開策などを巡り論戦が交わされている。出馬した3氏はいずれも市内で知名度が高く、誰が頭一つ抜けるかは見通しにくい。
2度の不信任決議を受けて失職した谷島氏は、これまでの経緯を念頭に議会との融和を図る姿勢を強調する。戸井田氏と幕内氏は、谷島氏の議会対策の手法を批判し、市政の転換を訴えている。投票は21日午前7時から午後6時まで52カ所で行われ、同7時半から市役所で即日開票される。選挙人名簿登録者数は13日時点で5万9072人。(谷島英里子)